何でも文科省は平成24年度から中学校において武道とダンスの必修化を行うとのこと。
文部科学省・中学校武道・ダンスの必修化
そんな後押しもあってなのか、今は空前のキッズダンスブームとか。
そう言えば、先日の千紫万紅の練習の時も、現場で苦労する先生たちがいると聞いた。
いやー、どう考えても体育の授業のみ行なってた先生がHIPHOPやストリートダンスを踊りこなせるとは思えない。
趣味で自らスクールにでも通っていない限り、無理ゲーな話しジャマイカ。
まあそんなことは文科省も判りきっているらしく、外部講師の活用も視野にいれているようだ。
中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備
うーむ、益々過熱し、ダンススタジオ、スクールの過当競争になる気がする。
ただ、これで上手く波に乗れたもん勝ち、なんてことになると些か浅ましく思うが如何に?w
文科省の考えとしては、思春期のともすれば方向違いになりがちの爆発的エネルギーを、身体を使うことで霧散させたい、ということだろう。
また引き籠ってゲーム等の精神世界を旅する前に、身体を使って発散させたい・・・のかも。
でもねー、せっかく踊りをやるのなら、バレエの基礎レッスンとか取り入れればいいのに。
何か上っ面だけのイイトコ取りしか考えてないんじゃね?
何か学校ですら商業・エンターテイメント化してる気がするなぁ。
そんな文科省の記事を読んで思い出したのが「角兵衛獅子」。
頭に帽子のような三角の被り物を当て、手には太鼓を持って叩いたり、アクロバットしたり。
最近では見ないが、私が小さい頃はテレビでよく見たものだ。
まるで大人の操り人形のような角兵衛獅子、越後獅子には凄いアクロバットがあるものの、そこにはいつも「悲哀」が潜んでいたように思う。
最も、今の子どもたちの方が楽しさ百万倍って感じだけど。
・・・と、自分のところでも踊っている私が言う、ってかw
このほとんど他人事のような書きっぷり。
うちはうちの踊りを目指したいから、つい一歩引いて見てしまってるのかもしれないな。
にほんブログ村