2011年のあの日から5年。
岩沼市からのお知らせを受け、再び宮城の地へと向かった。
午前6時に笠懸を出発。
約4時間強で名取市へ到着した。
名取市愛島東部仮設の駐車場では、ひょうごボランタリープラザの方々が遥々いらして竹灯篭の準備をされていた。
そのイベントのPAを担当されたセンダイ交流団の渡邊さんと。
渡邊さんが所属する団体では、2月に東日本大震災復興チャリティーイベント、エアポートよさこいIn仙台空港を主催。
他にも栃木市の水害被害での物資支援など、多岐に亘り活動されている。
被災者と支援側の重要な橋渡しなのである。
こちらの仮設の長沼さんとも再会。
奥様とも笑顔で再会となり嬉しかった。
長沼さんご一家は当日のテレビ朝日の特番で出演された。
誰か見た方居るかな?
渡邊さん、長沼さんとお別れした後は、昼食をとるため岩沼市玉浦の食彩館へ。
集団移転地に出来た大型スーパー。
地場産の食材も豊富で、近隣のお客さんで賑わっている。
前回は海鮮丼だったので、今回は牛タンカレーに挑戦。(これはパパが頼んだ牛タンカツカレー、これで790円、安い!)
その後は千年希望の丘へと向かった。
こちらは2012年に植樹された実証実験地の木々。私の背丈を遥かに超える。
千年希望の丘1号基と慰霊碑。
2013年に植樹された1号基の樹木も私の背ほど伸びていた。
慰霊碑では,鐘を鳴らして合掌し、祈る。
2号基と慰霊碑を含むメモリアルパーク。視界の先には仙台空港がある。
昨年植樹をした7号基、8号基の開催場所。
私たちが植樹した7号基。
約10か月の伸び具合。最初の1~2年は雑草の手入れも必要で、森の長城プロジェクト他ボランティアの方々が熱心に取り組んでくださっている。
ちなみにこちらが今年の植樹祭のお知らせ。千紫万紅でももちろん協力させていただきたいと考えている。
午後2時を回り、次は市民会館へ。
2013年より毎年伺わせていただいている追悼式。
式は厳かに粛々と進み、天皇陛下のお言葉の後黙祷を捧げた。
しかし・・・毎回来て思うことは、自分が如何に無力であるかということ。
でもそれを確認するために来ているのかもしれない、ということに気づく。
現地に来てみなければ判らない空気感、状況、想い・・・。
どんな言葉をかければいいのか、どんな言葉が傷つけてしまうのか、元から鈍感な私はきっといろいろな人を傷つけてしまっているだろう。
でも、だからと言って口をつぐんでしまえば、無関心にもなりかねない。
それは嫌なのだ。
どんな状況にあろうと、心寄せて行きたいという気持ちは変わらないのだ。(自己満足かもしれないが・泣)
今回の旅では、宮城の良いところもいっぱい享受した。
被災地としてではない、昔からの良いところ、楽しみ、の発見。
人とのつながりもまた嬉しい。
これからの未来を、私もこっそりと覗いて行けたら・・・。
サマフェスを続けていくにあたって、現地の風に常に吹かれて考えて行かなくては。
第6回みどりサマーフェスタは8月27日(土)に開催です。
ダンスの力を信じて、未来の夢を見ましょう。