2005年12月25日午前2時
降ってくるような星空の中、群馬町に程近い高崎某所にて、関西京都今村組群馬高崎支部・襲雷舞踊団集合。
G支部のメンバーでない我々(木蓮&ぷぅる)は、団のご好意により一緒に同行させていただくことになった。
さてさて、片道8時間近くかかる道程・・・どんな旅が待っていることやら。
期待を胸に
40分の大遅刻バスに乗り込み、メンバー共々出発した。
出発して1時間後、バスの外から声(何故でしょう)が聞こえたりして賑やか(爆)だったtake-cさんの様子が変。
どうやら、心のガソリンではなく、車に酔ったご様子。
急遽佐久PAにて休憩となり、僅か乗車1時間で外に出ることとなった。
佐久はすでに雪景色。
待ち受ける路面の厳しさを思いながら、再び車中の人となり再度発進した。
その後は皆寝ることに徹して、シーンと静まり返る車内。
でも、バスが揺れたりスリップしたりで、寝付けなかった人も多かったようだ。(私もその一人)
追い越し車線基本で走るバスは、やっぱりなかなか落ち着かない。(笑)
どこまで走っても「まだ長野」を漸く越え、辺りも明るくなった8時に養老SAで再び休憩。
その後、やっと落ち着いて眠くなったと思った10時に、なら100年記念会館に到着した。
25人乗りのバスに、25人で乗車。イヤッホー!
支部の集合は会館エントランスホール前の広場。
さすがに雪は無かったが、冷たい風にブルブル震えながら集合時間の11時を待った。
(札幌のNORI先生も、ほぼ同じ時間にご到着。足は大丈夫だったでしょうか)
みんなで記念写真。良い顔してます。
待っている間に、記念撮影をしたりtake-cさん手作りのサプライズプレゼントがあったりして、始まる前からちょっぴり感動の場面もあった。
take-cさんはメンバー一人一人に「乾坤一擲」の文字を書いた木札をプレゼント。
今日にかける思いを込め、前夜一枚一枚作ったとの事。
メンバーの心を一つにし、楽しんで踊って欲しいと語っていた。
小さな木札、されど重し、乾坤一擲の文字。
2人はカップル・・ではなく、親子・・・でもなく、仲間なのだ。(当然)
11時過ぎ、支部ごとに会場に入り、本家のリハーサルを見学する。
今回時間の関係で支部のリハは無しだが、リハを見ることで舞台がどのように作り上げられていくのか、学ぶ良い機会を与えられたと思う。
着席してすぐに「鬼聖」が始まった。
衣装は着けてなかったが、その迫力、スピード、どれを取っても今までの今村組には無いうねりを感じる。
振付されたNORI先生は、今村先生と共に客席センターからジッと見ていた。
曲も壮大だったが、その曲を超える勢いで踊る今村組に、鳥肌が立つ思いだ。
見ていた私には判らなかったが、ちょっとした不都合があったらしく、移動とポジションの若干の直しがあり、今村先生の怒号も飛んだ。
先生の怒声に、客席にいた支部メンバーにも張り詰めた空気が走る。
その後は、本家、支部合同で踊る「神威」のリハ。
これもキビキビ動かないと、時田さんや今村先生の怒号。
時間が勝負のリハなので、迅速に動くことは当然なのだ。
「神威」は場当たりと出のキッカケのみ練習。
終了後は再び客席に戻り、見学となった。
ピアノ、バイオリン、バンドと歌のリハもチェックが入りながら進み、開場30分前に終わる。
一度外に出なければならない支部メンバーは、エントランスホールを抜けて出て行ったのだが、そこにはすでに開場を待つお客様がずらりと列を成していた。
第1部はこのお客様を前にしてのコンテスト。
みんな頑張れよー!!
外に出てからは、寒さに震えながらの昼食。
ちなみにうちは、朝バスの中でコンビニおにぎり、昼もコンビニ弁当。
暖かい汁物が恋しくなったのは言うまでもない。
長くなったので、その2へ続く・・・。