今日のレッスンで・・・・。
ホトホト自分が嫌になり、帰りに思いっきり走ってきた。
他の人の嫌な部分は、きっと私にもあるのだ。
バカにされたからと過敏に反応してしまうのは、きっと自分の中にも他人を軽んじてるとこがあるからだろう。
もう全部払拭したくて、ぷぅるに運転を頼み途中立ち寄る店まで、ひたすら走った。
・・・・ただ走ると言っても、普段走り慣れてないからすぐバテてしまう。
桐生大橋の上で力尽き、トボトボ歩いてしまう自分が情けなかった。
思いっきり走ってるようでも、スピードは全然出ず、思うように動かない足がもどかしい。
現実なんてこんなもんだ・・・・自分の力がホントにホントに小さく思える。
強烈な横風に煽られながら走り、歩き、考え、涙ぐむ。
橋の下を眺めれば、真っ暗な川面があるだけ・・・。
それでも自分に言い聞かせ、決して止まることは無かった。
息が切れ、欄干にもたれかかりたい気持ちにもなったが、絶対止まるものかとひたすら進んだ。
信号でも止まりたくなかったので、無視して横断。
途中、上り坂では半分以上歩いてしまったが、それでも止まらずには進んだ。
まったく・・・なんでこんなに意固地になって走ってるんだか・・・。
でも、それが自分なのだ。
ムシャクシャしたから、叫ぶ代わりに走ったのだ。
いつも立ち寄るコンビニに着いたのは10分後。
ぷぅるは雑誌を立ち読みしながら待っててくれた。
「気が済んだかい?」とぷぅるは聞く。
「10分かー、思ったより早く着いたね」私も答える。
まるで親子が逆転したような会話だ。
目指すことに近道なんか無い。
でも、たとえゆっくりでも歩を進めていれば、目標には近づいていく。
それが我慢できないようじゃ、ダメなんだぞ、自分!