今日の余震は凄かった。
私は会社にいたのだが、自分がめまいを起こしたかのように壁や床が揺れて一瞬気持ちが悪くなった。
慌ててインターネットに繋ぎ震度を確認したら、またもや新潟は震度6弱。
この辺でも5弱あったらしい。
ラジオでは土砂崩れに巻き込まれた母子3人の救出の模様を流していて、何とも痛ましい限りだった。
ほんの数日前までは普通に暮らしていた人々が襲われる悲劇・・。
世の中、本当に何が起こるか分からない。
一瞬のうちに不幸の底へ突き落とされた人たちを見ていると、自分の悩みなんかどうでもいいように思われる。
人間誰しも、明日のことなんか分からない、明日どころか1時間後にちゃんと生きているかどうかの保証なんてあるはずも無い。
やはり、その瞬間瞬間を、大切に大事に一生懸命生きていくことが必要なのだ。
他人に気を使って縛られて生きるのも一生、他人に惑わされずやりたいことをやって生きるのも一生。
同じ一生なら、せめて自分が納得できる一生にしたい。
夜、そんな哲学的なことを思いながら、最後の合同練習に向かった。
急に一人出られなくなったため、もう一度位置合わせをしなくてはならなかった。
振りも、やりやすい形に戻して練習だ。
町民文化祭に向けての最後の練習だったから、押さえるべきポイントは沢山あった。
しかし、間違いを気にするよりもまずは楽しさだ。
一生懸命楽しく踊ってこそ、見ている観客の方と共有できる何かがあるのかもしれない。
嘆いていても始まらない、もう一度、立ち上がらないと・・。