ここのところ気忙しい日々が続いている。
悲しみに暮れている暇がないほど、やらなければいけないことが満載だ。
人が亡くなる、ということは社会的にも手続きが多々あり、寂しいんだけど超えなくてはいけない山があるんだと感じた。
うちにはご先祖の仏壇も無いから、全てが初めての手探り状態。
今更ながらに知ることも多かった。
昨日は父の実家の菩提寺へ挨拶に行った。
少し遠いけど、この菩提寺で祖母や祖父と共に母も眠るのだ。
母が行くことに、きっと祖母も驚いてるに違いない。
なあに、もう来たの?と母に話してる様子をちょっと想像した。
菩提寺の住職とは、昔よくスキーや旅行に同行させてもらったことを思い出す。
父たち兄弟と仲が良く、私のことも小さい頃から知っていたから、ぷぅるやチビクロウを見て改めて驚いていた。
お寺の帰りがけには、父の実家にも寄って挨拶。
伯父である父の兄が出迎えてくれて、暫し昔話に花を咲かせた。
そこで伯父が「今整理しようと思って出したんだけど」と見せてくれた写真・・・。
父が言うには、私の写真とのこと。
一番古い物で8ヶ月頃の写真しかないと思っていたから、かなり驚いた。
どう見ても1~2ヶ月。
抱いているのは遠縁のおばさんということだった。
幼稚園の運動会の写真も出てきた。
懐かしい、祖母と母と私の写真だ。
この頃は親戚中集まり、一族郎党で応援に来てくれた。
何かあると家族全員集合!は、今も昔も変わらない。
母の軌跡を追う日々は、私の軌跡も照らし出す。
これも母が残してくれたプレゼントのような気がして、寂しい中にも喜びがあったりする・・・。