人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ダンス徒然~気の向くままに~
kayojazz.exblog.jp

思い込んだら一直線!情熱は全てを凌駕する!

by 木蓮@千紫万紅
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
最新のコメント
》あずさちゃん あずさ..
by kayojazz at 13:16
木蓮さん・・・はい、先に..
by azusa_nikki at 11:48
日本侵攻の危機と急がれる..
by aki at 00:01
>>あずさちゃん ..
by kayojazz at 17:55
発表会、本当にお疲れ様で..
by azusa_nikki at 11:56
≫お気軽ブログさん ..
by kayojazz at 11:39
お久しぶりです。 イベ..
by nyagocchi2 at 16:07
>>あずさちゃん ..
by kayojazz at 07:41
今頃になってしまいました..
by azusa_nikki at 10:04
≫あずさちゃん 私..
by kayojazz at 01:49
お知らせ
フォロー中のブログ
ブログパーツ
ここにブログパーツのスクリプトを入れてください。
ライフログ
最新のトラックバック
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2003年 12月
2003年 11月
2003年 10月
2003年 09月
2003年 08月
2003年 05月
2003年 04月
2003年 03月
2003年 02月
2003年 01月
2002年 12月
2002年 11月
2002年 10月
2002年 09月
2002年 08月
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)
11日は名取川沿いにある温泉ホテルに宿泊し、翌12日は今まで行ったことが無かった国道6号以南へ。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22435533.jpg
ホテルは東北道と仙台南部道路の境にあり、前日の大雨で土砂崩れが起きていた。

夜を徹しての復旧作業の翌朝の光景。

名取川も濁流になってて恐ろしい状況になってた。





最初に向かったのは亘理町。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22465354.jpg
JR常磐線の浜吉田駅。

当時も津波被害にあっていたが、現在は復旧されている。

しかしここより南は相馬まで不通になっており、上り線に向かうホームへの階段は封鎖されていた。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22492467.jpg


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22495450.jpg
電車が通らない線路は錆びついている。





6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22514235.jpg
その先は線路も架線も無くなっていた。







そこから県道38号線で山元町へ。



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22534225.jpg
建物も何も撤去され、広大な平原と化している。



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_22544235.jpg
ここには常磐山元自動車学校があった。


私がこの自動車学校の悲劇を知ったのはニューヨークタイムズのこの写真だ。
6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23085761.jpg
教習所に通っていた娘さんの変わり果てた姿を見つけたご両親の痛ましい様子。


犠牲になったのは教習生、職員27名。

皆若い人ばかり、さぞ無念だったろう。

私はただ手を合わせるしかなかった。




6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23222779.jpg





そこからまた38号線をひた走り、中浜小学校へ。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23243770.jpg

こちらは未だ生々しい津波の痕跡が残されている。


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23252977.jpg



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23254639.jpg




6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23260888.jpg


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23261602.jpg
幸いここでの犠牲者はいなかったと聞く。

残された人は屋上に逃げ、一命を取り留めた。



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23275801.jpg

学校から海は目と鼻の先。



この海面が持ち上がり、校舎屋上近くまで上がったのかと思うと本当にゾッとする思いだ。





そこからは6号線に出て福島県へ。

途中新地駅にも寄ろうと思ったが、工事中のため入れなかった。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23352132.jpg
迂回するために入った路地では、こんなアパートもあった。未だ手つかずの家々。その隣では普通に暮らしてる家もあり、そのギャップに複雑な思いがした。






6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23374550.jpg
休憩のため寄った道の駅そうま。



ここの震災展示館では、先ほどの中浜小学校の備品が置いてある。
6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23391942.jpg
6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23392544.jpg
ここを訪れた時はぜひ見てほしい、と思う。






この後更に6号を南下し、津波浸水粋を何度も通り抜け浪江町へ。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23435605.jpg

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23442543.jpg
津波に襲われたままの家々が目に飛び込んでくる。



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23451566.jpg
同時に除染の黒い袋が点々と。




双葉町に入るときは、帰宅困難区域の表示が出て、二輪車通行禁止、歩行禁止、車両は通行のみ、となっていた。

なのでそこからは窓を開けず、外気になっていないか確認して車を進めた。


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23533669.jpg



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23540175.jpg


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23544174.jpg


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_23551564.jpg
街はあるけど、全く機能していない。

路地には全てバリケードが張られ、マスク装備の警備員が見張っている。

初めて見る異様な光景に、これが同じ日本なのかと疑うばかり。

重要と思えるところには警官まで配置され、その管理下を通る恐怖心も出てきた。


写真には撮れなかったが、あの有名な「原子力 明るい未来のエネルギー」の看板も見た。

その矛盾が何より今の日本を表してる気がしてならない。






6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00021560.jpg
ゾッとした、【福島第一原子力発電所】の表示板。



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00031622.jpg
この向こうにあるのかと目を凝らすと、ほんの少し建物らしきものが見えた。







大熊町の市街地に入ると、悉く家の前にバリケードが。
6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00043747.jpg


6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00051464.jpg


本当に異様な光景。

人そのものを拒絶してる空間だ。



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00064587.jpg
富岡町に入る頃はこんなトラックや除染作業の人、黒い袋の山、とにかく夥しいほどの袋の山があった。






6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00092214.jpg



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00094565.jpg



6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00101374.jpg



ここを通る前、前日一緒に食事をした去田さんから伺ったのは、「本当にショックを受ける光景ですよ」だった。


テレビやニュース写真で見て知ってはいたが、実際に見ると本当に衝撃的で生々しい。


こんな光景が実際にあるのに、なぜ九州では川内原発が稼働になるんだろう。

誰も住めなくなった街は、日本人の大人なら必ず見ておいた方がいいと思う。

この重い重い事実は、皆で共有しなければいけない。



帰りがけ、パパと話した感想は、「未だ震災の渦中にある」ということ。

忘れてはいけない。

無かったことにしてはいけない。







最後、常磐道から北関東道に入った後、宇都宮で鬼怒川に差し掛かった。

6号を行く(宮城・亘理町~福島・富岡町)_a0014141_00185188.jpg
遠くて分かりにくいが、川にかかる橋脚にいろいろ引っかかっている。



常総市の大水害は、私たちが出発する前夜のこと。


自分たちは災害列島に住んでいるんだと、改めて思ったのだった。




2日間の宮城福島の旅。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。

by kayojazz | 2015-09-15 00:23 | 地震・災害・事故 | Comments(2)
Commented by azusa_nikki at 2015-09-16 14:48
今回も大変お疲れ様でした。
ホントお聞きしていた訪問予定の日程、あの鬼怒川の氾濫で
「大丈夫か?!木蓮夫妻」と案じてましたが、、、本当に本当にご苦労様でした。
・・こうやって毎年、木蓮さんの訪問記を拝見して、毎回被災地の現状を報道機関とは別に、身近に知ることが出来、また自分も考える機会を頂いています。
知るって大事なことだと、改めて感じます。
災害列島・・・正に、ですね。
Commented by kayojazz at 2015-09-17 01:30
>>あずさちゃん

昨日はお世話になりましたー!!
今回はホント福島を通ることが出来て良かったです。
話には聞いていたけど、実際の光景は胸に迫る!!・・・
災害列島なんだよね。

また定例会やりましょう!ありがとですー