日々のスケジュールがタイトで行けるか判らなかった今年の3.11。
岩沼市のHPを見て、やはり行かなければ、と思ったのが3日前。
弾丸2日間の旅、始まり始まり~。
3.10午前の仕事を終えた午後1時に出発。
途中上河内SAで遅い昼食をとり、ひたすら北上だ。
何を血迷ったか、私が注文したのはカレーそば。太るぞ!
行く道中の東北道脇の森。
なんで煙ってるんだろうと思ったら、花粉だった事実。ぎゃあああ
目指す岩沼市千年希望の丘へ着いたのは、追悼行事【希望の灯火(あかり)】開催の少し前。
間に合って良かった!
佐藤市長のご挨拶を拝聴し、
灯篭への点灯後、献花となる。
犠牲になられた方を想い、献花させていただいた。
最後列のパパと佐々木さん。ここでまたお会いできたのが嬉しくて嬉しくて。
佐藤市長にも今年のサマフェス開催をお伝えすることができた。いつもありがとうございます。
2011年5月に初めて市役所へ電話した時に対応してくださった佐々木さん。あれから12年、ずっと私たちの窓口となりパイプとなって繋いでくださっている。
明かりが灯った灯篭。
胸にしみる灯篭に書かれた言葉。
準備をされた方々にも頭が下がる思いだ。
千年希望の丘を後にしてからは、その日の宿へ。
ひょんなことから閖上サイクルスポーツセンターの輪りんの宿を取ることができた。
部屋には自転車ごと入れるようになっていて、自転車を留めておく設備もある。(私は最初全然わからなくて、なんだろう?と思っていたのをパパが説明してくれた)
夕飯はつながる希っとのゆかりさんに案内していただき、地元の人気店へ。
私がせり鍋と騒いでいたのでその有名店へ!
せりは根っこが美味しいと名取で知った夜~♪
閖上は赤貝でも有名!コリコリしていて群馬では決して食べられない逸材。
めっさ美味しかった牡蠣の天ぷら。
焼きおにぎりは味噌が定番とか。こちらも美味しかった!!
いやあ、お腹いっぱい幸せなひと時でした。ゆかりさん、サンクス。
そして、オーシャンビューの部屋から見える閖上の朝日。寝過ごさないで良かった!
日が昇ってからは屋上へ。
目の前にメイプル館や閖上港朝市の建物が見える。
仙台方向を見れば、日和山や慰霊塔、かさ上げした土地に並ぶ住宅や公営団地が。
朝食はホテルに入ってるハチさんの和洋食。前回はお店でハンバーグ食べたっけ。
レストランの照明も自転車の輪になっていておもしろい。
その後は再度千年希望の丘へ行ってまた献花し、
ゆかりさんの案内で山元町の中浜小学校へ。
ここは以前にも伺ったことがあったが、その時はまだ震災時そのままの状態で入れなかった。
現在は震災遺構として後世に津波の恐ろしさを伝える場となっている。
撮影は出来ないが、当時子どもたちや先生方、近所の方々が避難した屋上の部屋を拝見させてもらった。
ここで一晩を明かし、全員無事救出されたとのこと。
本当に胸が詰まった。
ここの語り部の方は当時の校長先生だったり教師の方だったり、近しい所縁の方々がお話をしてくださる。
その方たちと縁を繋ぐゆかりさんは本当に顔が広くてすごいなあ、と。
ちょっと驚いたのがこの地域のガソリンの値段。あまりの安さに驚くやら羨ましいやら。
帰りはそのまま南下し福島海岸線を行くことに。
道の駅「浜の駅 松川浦」
ここでちょっと遅い昼食を摂った。
私が食べたのは貝の三種丼。
半分まで食べて出し汁を入れ、茶漬けで味変出来る。
もうね美味しくないわけがない!残さず平らげました!メッチャウマー!
外に出ると運命の時間が迫っている。
私たちも丘に上がり、海を眺めた。
午後2時46分。黙祷。
その後ゆかりさんと別れ帰路へ。
途中のSAのGSのなんとお高いことよ~。
自宅に着いたのは夜8時半。
2日間の走行距離723kmで、なんと無給油で帰ってこられた。(エンプティ付いたけど)
東日本大震災から12年。
サマフェスを開催してはいるものの、現地に来るたび自分の無力さに苛まれる。
決して独りよがりにならぬよう、空気を感じつつ、これからも取り組んでいかなければ。
今年の第13回みどりサマーフェスタは8月26日(土)に開催。
皆様のお心をまたお寄せください。