今日は今年初のレッスン日。
やっぱり踊るのは楽しい。
心に重りはまだ付いているけれど、踊ってると身体が喜んでる気がする。
それをずっと感じていたいから、やめられないんだろうな・・・。
帰ってきてからTVを見ると、指揮者の岩城宏之さんのドキュメンタリーが放送されていた。
ガンも含め30回の手術を施された氏が、ベートーベンの交響曲を全曲10時間かけて指揮するという内容だ。
世界中誰もやったことの無い快挙、でもその裏にはとてつもない忍耐と努力と熱意があった。
30回に及ぶ手術を乗り越え、休憩の合間に点滴や酸素吸入をしながら舞台で指揮をとる姿には、本当に感動だ。
氏は73歳。
本当にやりたいことを貫くその姿勢は、とても潔く、カッコ良く、素敵に思える。
人間は年齢じゃない。
目標と向上心があるから人間なのだ。
どんなに苦しくとも、自分のやりたいことを精一杯追求していける人生は素晴らしいと思う。
ただ、それには周りの協力が必要だ。
自分ひとりだけでは、何も達成することなんかできやしない。
周りの信頼を積み重ね、尚且つ希望をあきらめずに持ち続けること。
それを出来る人だけが、到達できる極地なんだろう。
私も・・・かくありたい。
自分にとっての課題はすでに出されている。
一つ一つを地道に乗り越えながら、少しずつでも進んで行けたら・・・。
ベートーベンの言葉に
「かくあるべきか。 かくあるべきだ。」
という言葉があるそうだ。
「これでいいのだろうか?」と言う自問と、「これでいいのだ」という答え。
やりたいことはやってみるに限る。
情熱は全てを凌駕するのだ。