ふぅぅぅ~・・・何か人生に疲れてるなぁ。
カラ元気でいても、結構いろんなものが心に積み重なってるみたいだ。
今日は150キロ走ってきた後、母と義母に捕まり、延々と話を聞かされていた。
実の母とダンナの母なのに、私の中では一番疲れる・・・。
ここに何度も出てくる私の母は、歳とともにエキセントリックさが増しているようだ。
実の娘に半狂乱で責め立てる母親なんて・・・。
あー、飄々(ひょうひょう)として生きていきたい。
どんな嵐が来ても、どんな混乱が起こっても、自分を失わずにスルリとかわしていけたらどんなにいいか。
強い樫の木だって、大嵐で折れてしまうこともある。
負けまいとしっかり立っていても、抗う力が大きければ大きいほど、無残にもポッキリ折れてしまう。
自分はここにいるんだ!と踏ん張ってみても、大風に煽られ雨に打たれ、立ってはいられなくなる。
気に入らぬ 風もあろうに 柳かな
柳は、どんな風にも飄々と揺られている。
抗うことなく、吹かれるがまま。
柳にとって、いつも気分が良い風が吹いてるわけではないだろう。
悔しくて辛くて、泣きたいような風もあるかもしれない。
思いっきり吹かれて・・・でもそれを全部受け止め流す。
ただどんなに吹かれようと、折れたりはしない。
強い風のときも、弱い風のときも、雨でも、そよ風でも、その時のままに吹かれるだけだ。
どんな風が吹いても、しっかり根を張り、自分を持っている。
この川柳を読んでから、私は柳が好きになった。
どんな風が吹こうとも、折れさえしなければ、また風向きは変わってくる。
柳の凄いところはもう一つ。
生命力が強いから、切った枝を地面に刺すだけで、そこから根が張りまた伸びるということ。
あきらめちゃ、いけないんだ。