ずっと迷っていたのだが、とうとう決めた・・・・。
寂しくない、と言ったら嘘になる。
もう13年も続けてきたのだ・・・・。
初めてその舞台に立ったのは、93年。
今年出ていれば、14回目だった。
迷った・・・・散々迷った。
ここで出なくなれば、私はジャズで舞台に立つことはないだろう。
寂しい・・・・・それが正直な気持ち。
でもその気持ちを凌駕するほどの決意が、自分の中に湧き上がったのだ。
去年、
この舞台に立ったとき、ふと思った「来年、また立てるのだろうか」と。
もう無理かもしれない・・・・それは去年から思っていたことだ。
いろんな要因が重なり合って、出るべきではないことを悟っている。
去年から続いた崩壊劇は、やっと終わりを迎える。
頭を下げ深く詫びを入れて、ケジメをつけたつもりだ。
もう意味を見出せないのもあったし、やったことへの責任も取った。
私は決して、自分が正しいなんて思わないし、それではいけないと思っている。
自分なりの結論に責任を持ち、遂行するまで。
でもね、性格なんだろうけど、何かが終わる、っていうのはホント寂しくて。
ゴロゴロ言ってすがりついてきた天ちゃんを、ずっとずっと抱きしめ泣いた・・・・。
私の・・私の決断は間違ってなかったよね。