今日は一日仕事で走り回った後、早めに夕飯を準備してあるところへ向かった。
自分に課していた宿題の一つ、ダンスの勉強だ。
そのスタジオへは、片道50キロ。
約1時間半ほどかかる。
行きは何だか緊張してしまって、とても遠くに感じた距離。
着いてからスタジオを覗くと、みんな上手そうな人ばかりで、ますます緊張だ。
何故ここを選んだかというと、その評判の良さを聞いていたから。
主宰は、BDCで指導も行っているC先生なのだ。
今日はぷぅると共に行ったのだが、受けたクラスはJAZZ初級。
体験で2回受けられるコースを選んだ。
JAZZの初級といってもここはレベルが高く、聞いたら上から2番目のクラスだそうだ。
他だとアドバンスクラスに匹敵する初中級クラスは、生徒が他で教えている指導者ばかりだとか。
ピルエットがトリプル当たり前のクラスなんて、とても受けられない・・・。
レッスンは・・・・もう充実していてホント楽しかった。
JAZZのレッスンは基本セオリーがどこもそれほど変わらないが、やはりその先生のやり方や順序があって新鮮に感じる。
初級といっても上から2番目だから、専門用語もバンバン出てきた。
バレエエクササイズやクロスフロアーはとても基本重視。
ただターンはやっぱり、シングル、ダブルと回る回る。
10時近くなってから、いよいよコンビネーション。
後ろ向きになって8カウント聞き、右足から踏み込んでシェネしてダウン。
ん・・・もしかしたら・・・・と思ったら、その通りバラードだった。
私はバーン!系のバラードが大好きなので、も、ホント嬉しくなってしまった。
入る技もクッペターンのダブルが入ったり、結構高度。
バラードは音をいかに取るか、ためて踊れるかに勝負がかかっている。
単調なメリハリでは軽くなってしまうと注意を受け、なるほどなぁと深く納得。
先生が、こう踊って、と見本を示してくれたのだが、これがまた凄くカッコいい!!
ためる時の角度の取り方、ステップの踏み出し方、首の回し方、惚れ惚れするような見本だった。
体験の私でもちゃんと注意をしてくれたのも、ありがたかった。
ピルエットではパッセの足を高く引き上げ、同時に軸足も負けないよう床を押すこと。
ちゃんと立つことが必要、と注意を頂いた。
最後のほうではファースト、セカンドとグループに分けられ、何回も踊った。
16×8のコンビネーションは、長いようで踊ると短い。
レッスンは15分押しで終了し、何と1時間45分も指導を受けることが出来た。
帰りがけに先生と少し話をしたが、「お二人とも勘が良いですね」と褒められ、気分はルンルン。
遠くてどうしようかなー、と思ったレッスンだったけど、来て良かったと思っている。
やっぱりJAZZは大好きだ。
何だか、踊りを始めた頃を思い出したな。
好きで好きで夢中になったあの頃。
本当に初心に帰った気分だった・・・。
また、今通っている教室の良さも見えたレッスンでもあった。
どんな経緯であれ、ここまで育ててきてもらったんだと感じている。
ダンスのことしか頭に無いのは、昔も今も同じ。
いろんなレッスンを受けるのは、貴重な財産なんだと思っている。
やっぱり行動あるのみだ。